今夏の移籍市場を賑わせている本田圭佑の移籍話。
イタリアからはACミランやラツィオ、またプレミアリーグからはトッテナム・ホットスパーやエバートンが、またスペインからアトレティコ・マドリードが興味を示している。
本人が発言したかはわからないが「ACミラン行きを希望」という報道を良く耳にするだろう!
まず、今夏での移籍の鍵を握っていたACミランに所属するFWはロビーニョの去就については残留が決まり、契約延長も発表された。
このことにより、本田圭佑の今夏の移籍の可能性が少し低くなったのは事実だろう。
また、他にもMFボアテングを売却すれば本田圭佑の獲得を進めるという噂も聞くが、現時点ではボアテングへの正式オファーは届いていない。
それでは、本田圭佑がなぜこれだけ苦戦しているのかを考えてみよう。
まず、前提として本田圭佑のCSKAモスクワとの契約は今冬までである。つまり、冬の移籍になればフリートランスファー(自由移籍)で移籍が実現するのである。
現在、深刻な経営状況にあるACミランは移籍金を支払う余裕もなく、今冬でのフリートランスファーでの獲得を希望するのは当然だろう。
しかし、CSKA側は既に後釜として選手を獲得するなど本田圭佑がいなくなった後の対策が完了した今、移籍金が得られる今夏での売却を希望している。
もちろん本田圭佑自信も今夏での移籍を希望するのは当然だろう。
もし、今冬でのフリートランスファーでの移籍となればCSKAが積極的に若手を起用し、本田圭佑を使わなくなるのは目に見えているだろう。
しかも、デメリットはそれだけではない。
もし、冬に移籍した場合、チームにフィットできず活躍の場を得られなくなってしまった際に、レンタル移籍をすることはほぼ不可能である。
そのため、今夏に移籍したほうが、そのリスクを回避できる可能性があるのである。
しかし、これだけ交渉が進まない理由は他にも理由がある。
それは、本田圭佑の代理人である。
代理人は本田圭佑の兄であるが、イタリアで本田圭佑が依頼している代理人ブロンゼッティという代理人をご存知だろうか。
日本では「敏腕代理人」とやらで報道されているが実際の所・・・・・・・という代理人である。
今後は移籍金を払いたくないACミランと移籍金を得たいCSKAがどれだけ歩み寄れるかが鍵となるだろう。
今夏での移籍を望むのであれば、ミランでない可能性も考えるべきなのかもしれない・・・・・
ミラノダービーで日本人対決が見れるのか?
今後の動きにも注目だ!
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