2014年4月4日金曜日

スタディオ・デッラ・ローマ



2011年、セリエA初の外国人オーナーが誕生した。
NBAのボストン・セルティックスの株主でもあるJames Pallotta



過去にリーグを3度優勝した名門の復活のために資金を投入し、今シーズンのリーグ戦では好調を維持している。
新加入したジェルヴィーニョやベナティアらの活躍により、またフロレンツィら若手の台頭も後押しし、かつてのローマのような強さが見られるようになった。



ローマの王子ことフランチェスコ・トッティは、前線での抜群の存在感を発揮し、37歳になった今でも、代表復帰の声が上がるほど好調である。

そんなローマが3月26日に新スタジアムの構想を発表した。
これまでは、アクセスの良いスタディオオリンピコをラツィオと共用してきたが、アメリカ人オーナーが誕生し、新スタジアム構想が決まったのであった。



近年では、ユベントスがイタリア初のクラブが所有さるスタジアム”ユベントススタジアム”を2011年から使用している。



総建設費は、約1億500万ユーロ。
観客席数は、以前まで使用していたデッレアルピのときより少なくなったが、オフィシャルグッズショップや、ショッピングモールなどが併設され、デッレアルピ時代より約3倍の収益をあげていることになる。


他にも、イングランドのアーセナルがあげられるだろう。



2006年にハイバリースタジアムからエミレーツスタジアムに移動し、1試合あたりのmatchday収入が100万ポンド増加したと言われており、年間ではハイバリー時代の37.4mポンドから90mポンドまで増加した。また、スタジアム周辺は再開発がいまも進んでおり、アパートや商業ビルが建設されている。
総建設費は4億3000万ポンドとなっている。
このスタジアムには、監督であるArsene Wengerの意見が多く採用されており、ハイバリー時代よりもピッチのサイズが大きくなったことなどがあげられる。



本題に戻り、新しく建設されるローマのスタディオ・デッラ・ローマ
総観客席数は、52500人(メジャーな試合は、60000人まで収容が可能になる)
総建設費は、約3億ユーロとなっているが、その中にはスタジアム周辺のインフラ整備なども含まれている。2016-17シーズンから新スタジアムが使えるように準備を進めている。



アメリカのスタジアムを数多く手掛け、また日本ではさいたまスーパーアリーナのデザインも担当したアメリカ人建築家Dan Meisが担当することになる。
Dan Meisは、ローマのコロッセウムをイメージしたデザインを考えているようだ。


Pallotta said. 'I want to see Francesco (Totti, Roma's 37-year-old captain) be the first person to run out on that pitch'



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