2014年2月28日金曜日

マンチェスター・ユナイテッドがCL出場権を獲得しなければいけない理由



今シーズン、最も苦しんでいるクラブといえばマンチェスター・ユナイテッドだろう。
監督がサー・アレックス・ファーガソンからデイビッド・モイーズに代わり、これまで築き上げられた時代に終止符が打たれた。

今シーズンの不振の理由は様々あがってるがほとんどがデイビッド・モイーズに対するものであるのは確かだろう。監督によってこれほどにまで違うチームが出来てしまうのかということが再確認できた良い機会でもあったかもしれない。


マンチェスター・ユナイテッドは、今シーズンの不振を繰り返さないために、来夏には大型な補強を実行しようとしている。

もちろん、そのためにはグレイザー家が巨額の資金を準備する必要があるだろう。
しかし、まずマンチェスター・ユナイテッドが成し遂げなければいけないこととして「CL出場権」の獲得である。


CLが保つ意味として以下のものなどがあるだろう。
1)欧州No1を決定する大会である
2)巨額の収入が得られる
3)世界中が注目する

今回は2)について触れてみようと思う。



グループリーグに出場したクラブは860万ユーロの出場ボーナスが必ず貰える。
また、グループリーグの成績によってボーナスが発生する仕組みになっている。
勝利:100万ユーロ
引き分け:50万ユーロ
また、決勝トーナメントに進出したクラブには350万ユーロが追加で支払われる。
その後は以下のとおりである。
準々決勝進出:390万ユーロ
準決勝進出:490万ユーロ
準優勝:650万ユーロ
優勝:1050万ユーロ



その他にもテレビ放映権料やマーチャンダイジング(グッズ販売)などから派生する分配金も出場書くクラブに追加され、賞金総額は更に増えるのである。
2年前に優勝したチェルシー(イングランド)は総額で5993万5000ユーロを獲得したのである。
賞金:2990万ユーロ
分配金:3003万5000ユーロ


チャンピオンズリーグの収益は年々増加しているのである。この収益の拡大は、出場したクラブの分配金にも影響する。近年は少し伸び悩んではいるが、急激に成長してきたことがわかるだろう。



これらを見て頂ければ、なぜマンチェスター・ユナイテッドがCL出場権を獲得しなければ行けないのかを理解してもらうことは簡単だろう。
また、CLというのは選手にとっても重要な舞台である。CL出場権を持つクラブに移籍する選手のほとんどが「欧州で挑戦してみたい」と口ずさむように、CLとは選手にとってFIFAワールドカップなどと同様に、夢の舞台なのである。




マンチェスター・ユナイテッドが大型補強をするために、「CL出場権を持つマンチェスター・ユナイテッド」と「CL出場権を持たないマンチェスター・ユナイテッド」では移籍加入する選手のモチベーションも変わってくるだろう。
1)巨額の収入
2)獲得選手のモチベーション
これがマンチェスター・ユナイテッドがCL出場権を獲得しなければいけない理由である。
もちろん、それ以外にも現在保有している選手の移籍阻止などにも影響するだろう。
マンチェスター・ユナイテッドの場合、イングランド代表FWウェイン・ルーニーとの巨額の契約が報道され、巨額のお金が必要となっているいま、CL出場権を獲得することは必須といえるだろう。



2014年2月21日金曜日

セレッソ大阪〜ヤンマーの世界戦略〜

セレッソ大阪は、日本代表柿谷曜一朗、山口螢らが所属し、またマンチェスター・ユナイテッドの香川真司やフランクフルトの乾貴士らを輩出したクラブである。
そのセレッソ大阪が、今シーズンJリーグを盛り上げてくれると期待している。

(1)ヤンマーの世界戦略
セレッソ大阪のパートナーカンパニーであるヤンマーは日本の発動機、農機、建機などのメーカーとして名を馳せている。
創業者の山岡孫吉により、石油発動機のメーカーとして1912年(明治45年)3月に創業。
1933年(昭和8年)1223日には、石油発動機よりも経済的だが技術的ハードルの高かった小型高速ディーゼルエンジンの自社開発に成功(「HB型」ディーゼルエンジン)。以降は中・高速型のディーゼルエンジンとこれを利用した工業製品の生産で業績を伸長してきた。そのためか、同社が開発し製造したディーゼルエンジンは全般的に信頼性および耐久性が非常に高い事で知られており、創業当初から「ものづくり精神」という概念を21世紀の今日まで頑なに守り続けている。

業界における大手メーカーではあるが、競合するクボタや井関農機(以下、ヰセキ)と違い、2013年(平成25年)時点でも非上場である。
2012年に創業100周年を迎えた同社が、企業イメージを高める存在として改めて活用し始めたのがサッカーだ。

 11年8月にドイツ1部リーグのドルトムント、12年9月にはマンチェスターUと業務提携。C大阪出身の香川の移籍が理由の一つだが、前者とスポンサー契約を結んだのは「東南アジアでドイツ1部リーグの配信が増えると聞いたのが決め手だった」と関係者は明かす。


昨夏には後者を長居に招いて親善試合を開催。世界に6億人を超えるファンを持つビッグクラブだけに反響は大きく、ヤンマーがグローバル企業だという認識を高めることに成功したのである。


日本国内で第1次産業が縮小していく中、農業機械を手掛けるヤンマーが最重要地域と考えるのが東南アジアの国々である。


11年2月、バンコク郊外に新工場を建設。トラクターの生産を始めたのに伴い、C大阪も後方支援。翌年に強豪のバンコク・グラスFCと提携。農村部でサッカー教室を開くと、優秀な選手を集めた「ヤンマー選抜」の一人がのちに13歳以下のタイ代表に選ばれた。創業者の山岡孫吉氏が私財を投じて設立した「山岡育英会」も、プロを目指すタイやインドネシアのサッカー少年に奨学金を出している。(「フォルラン獲得」背景に「ヤンマー世界戦略」…東南アジア市場開拓へ究極“キラーコンテンツ”:参照


(2)2014シーズンのセレッソ大阪(注目選手)


ヤンマーは、契約金5年、年間1億円で長居陸上競技場の命名権を獲得した。
スタジアム名は「ヤンマースタジアム長居」に決まった。また、長居第二陸上競技場は「ヤンマーフィールド長居」と命名された。


また、セレッソ大阪はウルグアイ代表で世界的に有名な選手であるFWディエゴ・フォルランを獲得した。年俸は3億円〜6億円だと報道されている。
もちろん既にご存知の人が多いと思うが、ディエゴ・フォルランという選手がどのよな選手なのか簡単に触れてみよう。


ディエゴ・フォルラン

生年月日:1979年5月19日(34歳)
身長・体重:181cm、75kg
経歴:インデペンディエンテ(アルゼンチン)→マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)→ビジャレアル(スペイン)→アトレティコ・マドリード(スペイン)→インテル・ミラノ(イタリア)→インテルナシオナル(ブラジル)→セレッソ大阪(日本)
代表歴:107試合出場36ゴール
主なタイトル:
マンチェスター・ユナイテッドFC
  • FAプレミアリーグ: 2002-03
  • FAカップ: 2004
  • コミュニティーシールド: 2003

アトレティコ・マドリード
  • UEFAヨーロッパリーグ: 2009-2010
  • UEFAスーパーカップ: 2010

個人タイトル
  • ヨーロッパ・ゴールデンシュー: 2004-20052008-09
  • ピチーチ賞: 2004-052008-09
  • FIFAゴールデンボール賞: 2010 FIFAワールドカップ



柿谷曜一朗






山口螢


南野拓実



ゴイコ・カチャル

生年月日:1987年1月26日(27歳)
身長・体重:186cm、79kg
経歴:ヴォイヴォディナ・ノヴィ・サド(セルビア)→ヘルタ・ベルリン(ドイツ)→ハンブルガーSV(ドイツ)→セレッソ大阪(日本)
代表歴:25試合出場

GK以外の守備的ポジションであればすべてをこなせる選手