2014年11月28日金曜日

MLS(メジャーリーグサッカー)


1996年に10クラブによるメジャーリーグサッカー(MLS)は発足した。1998年から12クラブとなったが資金難から2002年に10クラブに戻した。2005年からエクスパンションが始まり、2009年には15クラブ、2010年には16クラブ、2012年には19クラブまで拡大した。
2013年の7月に行われたMLSオールスターゲームで、コミッショナーであるドン・ガルバー氏は2020年までにチーム数を24チームに増加させるプランを発表した。

オーランドとニューヨークに新たなフランチャイズを設け、2015年からニューヨークシティFCとオーランドシティSCMLSに加わり、合計で21チームまで増加することになった。


メジャーリーグサッカーに所属するクラブの収益はシアトル・サウンダースの約50millionドルが最高となっており、最も少ないクラブは約15millionドルとなっている。リーグの規模としては、J1と同じ、もしくはJ1よりも小さいと言えるだろう。

しかし、各クラブの利益を見てみるとシアトル・サウンダースが約18millionドルの利益を上げていることがわかる。リーグ全体では約2millionドルの黒字となっている。

アメリカの4大スポーツとMLSを比較してみると、その規模は大きな差があると言えるだろう。
利益率も、4大リーグと比較してみると大きな差が見られるが、アメリカのプロスポーツリーグの特徴として、赤字のリーグが存在していないことがわかるだろう。


MLSのマーケティング
2002年、自前のサッカー専門のマーケティング会社であるサッカーユナイテッドマーケティング社を設立し、アディダス社との総額1.2億ドルなどの大型契約を締結するなど、近年著しくビジネスの側面が急速に成長してきている。富豪のオーナーによってインフラ整備は進み、各クラブ、自前のサッカー専用スタジアムを保有することで経営の安定と成長を図っている。また、アメリカンフットボールのスタジアムをホームスタジアムとして使用するクラブも存在している。稼働時間が極端に少ないアメリカンフットボールのスタジアムを有効活用することに成功したのである。


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