日本代表MF香川真司が所属する世界を代表するビッグクラブの一つであり、イングランドのフットボール史上最も成功を収めているクラブであるマンチェスターユナイテッド。
特に1986年に監督としてアレックス・ファーガソンが就任して以来、20の主要なタイトルを獲得し、近年では最も素晴らしい成績を残している。イングランドのトップリーグで最多となる20回の優勝を経験しており、リヴァプールの18回を超えている。
1968年にはイングランドのクラブとして初めて、UEFAチャンピオンズカップ(現UEFAチャンピオンズリーグ)のトロフィーを掲げたクラブであり、その後、1999年、2008年と通算3回の優勝を記録した。また、11度というFAカップの最多優勝記録を保持している。
世界屈指の人気・規模を誇るクラブであり、2012年に大手市場調査会社であるカンター社によって、ファンの数は世界人口のおよそ11人に1人にあたる6億5,900万人と推定されており、世界一ファンの多いクラブであることが判明した。
そのクラブをスポンサードする企業は今でも増えており、以下の様な企業がマンチェスターユナイテッドをオフィシャルパートナーとしてスポンサードしている。
これらの企業は、マンチェスターユナイテッドが世界各地でマーケティングを行い獲得してきたスポンサーであるとも言えるだろう。特に、香川真司がマンチェスターユナイテッドに加入が決まってから、KAGOMEやYANMARがマンチェスターユナイテッドのスポンサーになるまでのスピードは目にも留まらぬ早さであった。
そして、そのスポンサーを活かして日本ツアーを行い、多くの日本人ファンをマンチェスターユナイテッドの虜にしたのであった。
2013年1月にアメリカの経済誌『フォーブス』が発表したクラブの資産価値では、33億ドルと推定されており、NFLのダラス・カウボーイズなどを上回り、全世界のスポーツチームで1位と評価されている。
これはマンチェスターユナイテッドの収益額である。(mポンド)
マンチェスターユナイテッドは2003年から着実に収益を挙げており、2012年度には約500億円を突破したのである。これは放映権料の推移である。プレミアリーグの放映権が高騰してきた背景もあり、マンチェスターユナイテッドの放映権収入も増加している。
また、先述したとおりマンチェスターユナイテッドが様々な企業にアプローチして、スポンサードをしてもらってきた背景もあり、マンチェスターユナイテッドの広告料収入が増加しているのがわかる。
オフィシャルパートナーとしてHPに掲載されている企業には、欧州の企業だけでなくアジアの企業が多く見られるようになったきたのもその背景の一つであるだろう。
これは入場料収入である。ほぼ横ばいである。チャンピオンズリーグの結果や国内大会の成績によって、この入場料収入は大きく変わってくるため、チームが勝ち続けることの重要性がわかるだろう。
現在、プレミアリーグで6位につけているマンチェスターユナイテッド。
世界のサッカーシーンをリードするマンチェスターユナイテッドが今後、どのような発展を遂げていくのか。これからどれだけ稼ぐのか。
これからの動きにも注目だ!!